汗かき教師修行 10年 北海道にて① 土地と人 忍者ブログ
〜本物は続く 続けると本物になる〜
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北海道に行ってきました。
北海道は,でっかいどうでした。
土地も,空も,人も,建物も,みんなでっかいどうです。

せっかくの旅行なので,あたまでっかちな旅の仕方はやめようと思いました。とにかく身体で北海道の自然を満喫してやろうと思っていまいた。そして,ジンギスカンと,魚介類と,ジャガイモとかラーメンとかカレーとかなんせいっぱい食べて満腹になってやろうとも思っていました。(健康診断も終わったし)

というわけで旅行に行っている最中は,本当になにも考えずに楽しんできて,昨日帰ってきて,このメモを書きました。身体で感じたことを,もう一度脳で考えてみる。自分が何を感じたのかをもう一度整理してみようと思います。
多分に自分のためのメモであり,旅行記としても教育の話としてもローカルな話題が続くので,読み飛ばしてもらったほうがいいかなぁとも思います。ご了承くださいね。

【その土地・人は,何を語りかけてくるのか】
北海道は,でかい。夏の気候はとても過ごしやすい。
新千歳空港に降り立った時は,うちの娘がやたらとうれしそうだった。暑がりな娘。直感的に,「ここは,自分に合っている」と感じたのではないかな?その直感は,間違っていなくて,北海道で初めて食べたラーメンと,ポテトのうまさにめちゃくちゃはまっていた。

これだけでかいと,人の気持ちもおおらかになるのだろうか。
とても優しく接してくれる人が多かった。

札幌の場外市場の場所が分からなかったときに,市場の人に話を聞いた。懇切丁寧に道順を教えてくださった。いやそうなそぶりが全くない。優しい。

高校生たちは,本土の人間と同様?髪を染めたり,服装を崩したりして若さをアピールしていた。でも,だれも通らない道路の信号は,きちんと守っていた。にこにこと楽しそうだった。神戸に帰ってきて,車を運転していると車道のど真ん中を歩いているサラリーマン。車が悪い!というような疲れ切った顔。
神戸は狭い。北海道は広い。神戸は暑い。北海道は涼しい。こんなところに出るのだろうか?

「北海道ではドライブインで食べるものすらうまい」
という友人からの口伝えを聞いてきた僕らは,ドライブインでじゃがバターを買う。確かにうまい!!
「じゃがバター4つください。」と頼むと,めちゃでかいジャガイモが出てくる。
「うわ~。でか~い。」と妻が声を上げると,
「ん?じゃあ,2つにしておくかい?」と店のおじちゃん。
なんという商売っ気のなさ。自分から減らすとは(笑)これも北海道の大きさのなせるわざ?

突然の雨が降って,タクシーでホテルに戻るときがあった。タクシーの運ちゃんは,雨が降っているからと思いっきり歩道に乗り上げて,雨にぬれないように配慮してくれた。これまたやさしい。
タクシー運ちゃんといろいろ話をする。
札幌から,富良野に行く時に,家の造りのことが気になった。
丸い屋根の家や倉庫。これは雪対策なのがよくわかる。非常にかわいらしい外観にもなる。瓦もない。
二回には大きめの窓。必ず道路側にある。これは家が積雪で埋まったときに,ここから出るためのもの。
一番気になったのは,土台の作り方。地面から寒さが来るのだろうから,家の土台を少しうかして作ったほうがいいのではないかということ。ところが,北海道の家屋はみな地面にびったりとひっついている。
タクシーの運ちゃんに聞くと,明快な答えが返ってきた。
「埋まってしまったほうが暖かいんです」
ちょっと高くしたところでどうせ埋まる。どうせ埋まるなら,どっぷり埋まってしまったほうが暖かいとのこと。かまくらの発想と同じ。
「本土の人には,わかりにくいと思いますがね。」
そうかもしれない。利雪というのは,こんなレベルから始まるのかと感心する。
兵庫の北側などに行くと,道路にスプリンクラーを設置している。そういうのはあるのか聞いてみると,「ない」らしい。なぜなら,そんなものでは雪は溶けないから。だからこそ,お互いに助け合いながら雪下ろしをしなければならない。北海道の人たちは,自然の猛威に対抗するのではなく,その中でこそ自分たちが助け合って自然と共生していかなければならないことをよく知っている。

レンタカーを借りる時に,レンタカーやのお姉さんと話す。雨が降っていたので,週末の予報はいかがなものか聞いてみた。
「土日は雨みたいです。どうもすいません。」
別に,お姉さんが悪いわけではないのだが,謝罪してくれた。優しい。
「先週も,雨だったんです。こんなに雨だと,もう夏も終わってしまいますね。」
またまたご冗談を…。などと思っていたが,北海道の人にとって「夏」は本当に短い。
タクシーの運ちゃんに聞くと,北海道の人の「夏」は,7月の終わりから8月の15日までだそうだ。3週間ぐらいしかない。ちっとも冗談ではなかったらしい。

札幌の大通公園を朝散歩すると,たくさんの机と椅子が並んでいる。夏祭りとして,大通公園の一帯がビアガーデンになるそうなのだ。各ビール会社がブースを作って,ビールと食べ物を提供しているようだった。一晩明けたにもかかわらず,なんか宴会の雰囲気がそのまま残っている。
少ない夏だからこそ,その時間を大切に,全力で楽しもうとする北海道の人たちの気持ちが伝わってきた。あと少しすれば,北海道の夏は終り,秋がすぎると,また厳しい自然との共生を迫られる冬が来る。
束の間の平和な時期に,北海道を訪れられたことがとてもうれしかった。

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» う~む・・・
キッキョンさん、お帰りなさい。北海道、大・大・大好きです。(特に富良野が好き・・・)
本を持って行かなかったけど、やはり何かを感じつつのご旅行だったようですね。
報告が楽しみです。
私は、日曜日、齋藤孝氏のセミナー行きましたよ!
し~さん URL 2008/08/04(Mon)22:26:45 編集
» Re:う~む・・・
し~さん様
コメントありがとうございます。
富良野はよかったです。
見える風景の一つ一つがとても気持ち良かったです。
富良野カレーもおいしかったし。

>本を持って行かなかったけど、やはり何かを感じつつのご旅行だったようですね。

そうですね。結果そうなってしまいました(笑)
まあ中には,箸ひとつとっても教育の話ができる方がいるぐらいですから,旅行のことも教育と絡められたらいいですよね。

齊藤孝さんの報告読ませていただきました。なるほど~ですね。「身体化」の部分を重視されている方なので,とても面白かったです。

ありがとうございます。
2008/08/05 08:04
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