汗かき教師修行 10年 朝の会・帰りの会 忍者ブログ
〜本物は続く 続けると本物になる〜
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朝の会・帰りの会のことを考えている。
朝の会・帰りの会は,特に教育課程で位置づけられている訳ではない。でも,だいたいの学校にある。ただ,やり方についてはほとんど担任任せになっている。やり方はまだいいが,なんのためにするかも曖昧だ。



学習指導要領の「特別活動」には,朝の会・帰りの会について触れられている。特別活動の目標を果たすために,日々の活動として組み込むとよいとされている。スピーチや音読・歌・ゲームなどは,1年を見通して,特別活動の一貫として取り組むことが大切なのだ。




特別活動の目標はこのとおり。


望ましい集団活動を通して,心身の調和のとれた発達と個性の伸長を図り,集団の一員としてよりよい生活や人間関係を築こうとする自主的,実践的な態度を育てるとともに,自己の生き方についての考えを深め,自己を生かす能力を養う。




(承前)この特別活動の目標は,学級活動,児童会活動,クラブ活動及び学校行事の四つの 内容の目標を総括する目標である。


とあるように,特別活動の目標は,学級・児童会・クラブ・学校行事など学校での日常の様々な場面で目指すもの。




目標に示してある「望ましい集団活動」は,特別活動固有のものであり,特別活動 の特質が望ましい実践的な集団活動として展開される教育活動であることを示している。




望ましい集団活動とは,児童の発達の段階や特性,あるいは,それぞれの集団の編 成の時期などによってとらえられなくてはならないが,一般的に,次のような条件を もつものと考えられる。




ア 活動の目標を全員でつくり,その目標について全員が共通の理解をもってい ること。


イ 活動の目標を達成するための方法や手段などを全員で考え,話し合い,それ を協力して実践できること。 


ウ 一人一人が役割を分担し,その役割を全員が共通に理解し,自分の役割や責 任を果たすとともに,活動の目標について振り返り,生かすことができるこ と。


エ 一人一人の自発的な思いや願いが尊重され,互いの心理的な結び付きが強い こと。


オ 成員相互の間に所属感や所属意識,連帯感や連帯意識があること。 カ 集団の中で,互いのよさを認め合うことができ,自由な意見交換や相互の関 係が助長されるようになっていること。




目標に示してある「心身の調和のとれた発達と個性の伸長を図り」の部分は,個々 の児童が将来において社会的な自己実現を図るために必要とされる資質の基礎を培う ことをねらいとして,特別活動が達成すべき目標の一つとして示している。




個性は集団の中において伸ばされていくものであり,望ましい集団においてこそ,自己を実現し,自己を創造的に個性化していくことができる。そこで,目標に示した個性の伸長は,教育活動全体を通じて行うことになるが,多様な集団活動が展開される特別活動においては,より高い効果




そのため,特別活動の指導に当たっては,共通の目標を追求するような様々な集団活動の場や機会をより多く 設定することが大切である。




目標に示してある「集団の一員としてよりよい生活や人間関係を築こうとする」の 部分は,様々な集団活動を通して,自分の所属する集団への所属意識をもち,集団の 一員としての自覚をもって生活の向上のために進んで貢献していこうとする社会性の 基礎を育成していくことを示している。




このような社会性の基礎は,多様な価値観,性格などをもつ児童が一緒に一つの目 標を協同して追求する集団活動において,児童一人一人が自分の役割を受け持ち,協 力してその責任を果たすことにより,確かなものとして身に付いていく。




したがっ て,このような社会性の基礎を身に付けるためには,児童が互いの個性を認め合う中 で,与えられた役割を自覚し,責任をもって仕事を果たす必要があるのであり,この ような経験を積み重ねることが大切である。




指導に当たっては,集団の一員としてよりよい生活や人間関係を築くことへの関心 ・意欲を高め,諸問題の解決に向けて思考・判断を深めるとともに,実践を通して集 団活動を行うのに必要な知識や技能を身に付けるよう,学級や学校の集団の育成上の 課題や発達の段階に応じた課題に即して適切に指導目標に示した「自主的,実践的な態度を育てる」の部分は,特別活動が目指す中心 的な目標であり,「心身の調和のとれた発達と個性の伸長を図り」や「集団の一員と してよりよい生活や人間関係を築こうとする」ことについて,...




特別活動は,望ましい集団生活を築くために児童が協力し合って活動の目標を設定 したり,自分の役割や責任を進んで遂行したりするとともに,個々の児童が実際に直面する諸問題への対応や解決の仕方などを実践的,体験的に学ぶ活動が行われるな ど,児童が自発的,自主的に取り組み




特別活動の指導に当たっては,このような児童による自発的,自治的な取組を 通して,一人一人の児童に自分への自信をもたせるようにするとともに,これらを発 揮してよりよい生活や人間関係を築こうとする自主的,実践的な態度が身に付くよう に配慮することが大切である。




目標に示してある「自己の生き方についての考えを深め,自己を生かす能力を養 う」の部分は,集団の一員としてよりよい生活や人間関係を築こうとする多様な集団 活動を通して,望ましい認識がもてるようにするとともに,集団の中で自己を生かす 能力を養っていくことを示している。




特別活動の四つの内容は,教師と児童,児童相互の人間的な触れ合いを通して,助 け合い,認め合い,そして,自己のよさや可能性に気付き,自信をもち,これらを学 級や学校生活の中でよりよく生かす場でもある。




学級活動を通して,望ましい人間関係を形成し,集団の一員として学 級や学校におけるよりよい生活づくりに参画し,諸問題を解決しようと する自主的,実践的な態度や健全な生活態度を育てる。




特別活動の中心的な目標として示している「自主的,実践的な態度」については,各活動・学校行事の目標のすべてに示した。これは,各活動・学校行事の目標に示した「人間関係の形成」や「生活づくりへの参画」などが,それぞれの特質を生 かして児童の自主的,実践的な態度として育成される




特別活動の教育的意義




第一は,集団活動を特質とすることである。この集団は,単なる遊び仲間の集団で はない。それぞれの集団には,活動目標があり,目標を達成するための方法や手段を 全員で考え,共通の目標を目指して協力して実践していく集団である。




第二は,集団による実践的な活動を特質とすることである。特別活動は,集団活動 であるとともに,集団の実践的な活動でもある。実践的な活動とは,児童が学級や学 校生活の充実・向上を目指して,自分たちの力で諸問題の解決に向けて具体的な活動 を実践することを意味している。




ア 集団の一員として,なすことによって学ぶ活動を通して,自主的,実践的な態 度を身に付ける活動である。 


イ 教師と児童及び児童相互の人間的な触れ合いを基盤とする活動である。 
ウ 児童の個性や能力の伸長,協力の精神などの育成を図る活動である。


エ 各教科,道徳,外国語活動及び総合的な学習の時間などの学習に対して,興味 ・関心を高める活動である。また,逆に,各教科等で培われた能力などが総合・ 発展される活動でもある。


オ 道徳的実践を効果的に展開できる重要な場や機会であることを積極的に生かし て,知・徳・体の調和のとれた豊かな人間性や社会性の育成を図る活動である。




〔第1学年及び第2学年〕 学級を単位として,仲良く助け合い学級生活を楽しくするとともに,日常の生 活や学習に進んで取り組もうとする態度の育成に資する活動を行うこと。




〔第3学年及び第4学年〕 学級を単位として,協力し合って楽しい学級生活をつくるとともに,日常の生 活や学習に意欲的に取り組もうとする態度の育成に資する活動を行うこと。




〔第5学年及び第6学年〕 学級を単位として,信頼し支え合って楽しく豊かな学級や学校の生活をつくる とともに,日常の生活や学習に自主的に取り組もうとする態度の向上に資する活 動を行うこと。




学習指導要領では,いずれの学年においても取り扱う内容を〔共通事項〕と して,「(1)学級や学校の生活づくり」と「(2)日常の生活や学習への適応及び健康安 全」の二つを次のように示している。




〔共通事項〕 


(1) 学級や学校の生活づくり 
ア 学級や学校における生活上の諸問題の解決 
イ 学級内の組織づくりや仕事の分担処理 
ウ 学校における多様な集団の生活の向上




(2) 日常の生活や学習への適応及び健康安全 


ア 希望や目標をもって生きる態度の形成 
イ 基本的な生活習慣の形成 
ウ 望ましい人間関係の形成 
エ 清掃などの当番活動等の役割と働くことの意義の理解 
オ 学校図書館の利用 
カ 心身ともに健康で安全な生活態度の形成


キ 食育の観点を踏まえた学校給食と望ましい食習慣の形成




と,「特別活動」の目標や意義について学習指導要領に書いてあることを抜き出してみたが,「朝の会・帰りの会」について触れられているのはごくわずか。


中学年の「係活動」について,より活動を活発にするために,朝の会・帰りの会などで連絡の機会を設ける。




それから,学習指導要領解説の106p


なお,教育課程には位置付けられていないが,教育的意義が大きく特別活動と関連 が深い朝の指導の時間,朝の会や帰りの会等の児童の活動などがあるが,これらとの 関連などについても,特別活動の全体計画に示しておくことも大切である。



117p


朝や帰りの会,学校行事等の様々な機会を効果 的に活用するなどして,学級活動においてその他の内容の指導に充てる授業時数との バランスを欠くことがないよう留意する必要がある。

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