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〜本物は続く 続けると本物になる〜
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ある方から,メールをいただき,読書について質問されました。
それもこれも,僕が恥ずかしながら,読んだ本を公開するなんて,えらそうなことをしたからですね。
なんかいっぱい本を読んでいる人を見ると,自分はもっとやらなきゃなぁって思って,焦ってしまうってことありますよね。
僕は,2・3年ほど前,まったく本を読む気になれないときがありました。読んでも,頭に入らないし,そもそも読みたいと思いませんでした。今思えば,あれこれインプットしすぎて,それをうまく使えていない自分が嫌だったんだと思うし,なにより目の前のことで手いっぱいで,それどころじゃなかったのだと思います。
でも,結果としては,別になんてことなかったです。本を読んだから飛躍的に伸びたのでもなければ,読まなかったせいで,壊滅的なダメージを受けたわけでもありません。ただ,気分がそうだったのだと思います。
でも,その時は,いろいろな人が「この本イイよ」とか言ってたり,「お勧めの本」なんていうのを見たりするたびに,自分はだめだなぁって思った覚えがあります。
たぶん一緒ですね。

結論からいえば,「読んでも読まなくてもいい」ってことになりますでしょうか。
こういうと,「読書の良さを知っている人間が,本を読まなくていいなんていうな!!」と,斎藤孝さんから怒られてしまいそうですが,そういう意味ではなくて,「無理して読むくらいなら,もっと他にやることがある」ぐらいの意味にとってくれたらいいと思います。
たとえば,「今年は,本をあまり読んでいなかったなぁ。よし!!来年は,年間〇冊を読むことにしよう!」とか「1週間で〇冊」とか,目標を決めて読むとかは,僕はあんまりでした。(やっとんかい!!)
読むことが目的になってしまって,全然楽しめないんですよね。ノルマにすると,つまらないかったです。
ちなみに,僕は漫画が大好きで,特に大好きなジャンプは,一週間で7回以上読むことに決めています。これも謎にノルマ制になっていますが,(小学生のころからの習慣です)こちらは,楽しいので全然苦になりません。
ようは「楽しい」とか「必要」な時に,読書すればいいんじゃないかなと思います。

じゃあ,「楽しい」とか「必要」とかっていうのは,どういうときなのか。僕の場合は,「自分,または,子どもたちをどうにかしてやりたい!」というのが,一番楽しくて,必要にかられるときです。そういうときに,読書することもあります。だから,本当は自分がやりたいと思っていなくて,直接子供にかかわることじゃなさそうな読書は,今でも苦手です。(研究のために読む本とか・・・。)
で,読書することもありますというのは,別に読書じゃなくても,解決できる方法がいくらでもあるからです。たとえば,子どもをよく観察する,子どもとよく遊ぶ,運動する,体験する,考える,寝る・・・。ありとあらゆる経験を通して,自分や子どもを変えていけばいいわけです。
読書は,そいうった自分の周りの経験だけでは,どうにも太刀打ちできないときに,他の人の視点を通して体験できる手段なのではないでしょうか。そういう意味では,もちろん有効性は高いですが,逆に考えれば,他の体験でも代用できることです。
だから,無理に読書をしなければ,と考えて苦しくなるくらいならば,他のことをしてすっきりすればいいんです。

実は読書の時間を確保する。読書の量を増やす。といったことよりも,もっと大切なことがあります。それは,「説く」ことと「書く」ということです。
芦田恵之助という方は,七変化の教式という形で「よむ」「とく」「よむ」「かく」「よむ」「とく」「よむ」ということを一つの授業の中にいれた授業を提案しました。杉渕先生のユニット授業のような感じですね。まあ詳しいことは,おいておくとして,この方法は,実生活で使えるなぁっておもうわけです。
「読む」というのは,授業においては教材を読むこと。でも,実生活においては「読書」だけではありません。さっきも書いたように,あらゆる「体験」が,この「読む」にあたります。だから,まず自分が「体験」することが大切です。そして,次に体験したことを「説く」。つまり,話をします。話をしてアウトプットすることで,「体験」を,もう一度自分の中で整理する。そしてもう一度「読む」,つまり「体験」する。するとたぶん,最初の「体験」よりも,もう少し違った見方ができると思うんです。「ほら,やっぱり,俺がさっき言ったとおりだ。」とか,「あれ,ちょっと違ったかな?」って。それを通して,次は「書く」です。「書く」にはそれなりの時間が必要です。何度もはできません。だから,先に「説く」で頭の中を整理しておいて,その時に考えたことをもとに「書く」ようにします。「書く」ということは,思考することなので,書きながらよりまとまって考えることができるようになると思います。現に,この文章も,書きながらまとまってきているわけです。そしてまた「読む」。さらに見え方が深まっているはずです。そこまで深まったら,もう一度「説く」。たぶん,聞きかじったり読みかじった知識も,この時点で自分のものとなってきているのではないでしょうか。最後の「読む」段階では,最初とはまったく違って見えるかもしれません。

つまり,ただインプットするだけではなく,それをどうやって自分の中に位置づけるかを考えることが大切なんだと思います。
僕の場合,何か読書をした時,パラパラと読んだらまず嫁さんに,「こんなんかいてあるねん。」と話します。「よくわからないね」という適当な反応が返ってくることが多いです。そこで,中身を噛み砕いて説明します。「説く」ですね。それから,ブログなどで「書く」。書くときには,引用するのに,もう一度「読む」ことになります。で,このブログで書いたことを,サークルとか,プレゼンとかでまた「説く」機会をいただきます。そういう過程を経ると,いつの間にか,自分が前から思っていたことかのように,ペラペラと話せるようになったりします。

鉄人倶楽部のライダーシンタイムで「72時間以内に,誰かに話して,自分が学んだことをまとめる」ということを
おっしゃっていたのも,このことなんだと思います。「なんかすごかったで~」と家族や仲間に話し,「なにがすごかったか書いてみよう」と,実践をまとめて,それをもとに,また誰かに話して・・・ってやっているうちに,自分の課題が見えてきたりするかもしれません。発展まできたかたは,今日が〆切?になってますので,お早めに(笑)

と,なんだか読書の時間についての質問の答えに全くなっていないんですが,そんなことを意識していたんだ~って,また「書く」ことで,自分の考えをまとめてみることになりました。
どうも,ありがとうございます。

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» 参考になります
読書は、学生時代の長い通学時間をつぶすために始めました。
おかげで、今も時間待ちのホームや電車の中で読むのが一番落ち着きます。
読んでいる本を教えていただくのはとても参考になります。先生のリストを見せていただいて、いろいろを発見や刺激をいただきました。
来年は、是非この本はといううものは書評も教えてください。私も教えてもらってばかりではいけないので、いろいろと自分のやってきたことを後悔しようと(違った)公開しようと思います。
タム 2008/12/30(Tue)23:19:23 編集
» 中毒
タムさん
コメントありがとうございました。
>読書は、学生時代の長い通学時間をつぶすために始めました。
僕も,電車に乗るときや,トイレに入るとき(失礼)は,本がないと耐えられないんです。暇すぎて。だから,外出中にトイレ行きたくなって,トイレ行くためだけに本を買ったりするときがありました(笑)
>来年は、是非この本はといううものは書評も教えてください。
ははは。僕なんかの読みでよければいくらでもですね。

タムさんも,内田先生の「街場の教育論」を読まれていましたね。その話もしたいなあって思っていたんです。ぜひまたの機会に。
キッキョン 2008/12/31(Wed)07:58:17 編集
» 無題
あとわずかで、今年も終わります。
今年一年、たくさんの刺激をありがとうございます。
その若い年で、活動的な姿。刺激になりました。
どうぞ良いお年をお迎えください。!
ムッシュ URL 2008/12/31(Wed)11:21:23 編集
» こちらこそ
ムッシュさん
今年もお世話になりました。

こちらこそ,毎日刺激と癒しをいただいておりました。
どうぞ,来年もよろしくお願いします。
キッキョン 2008/12/31(Wed)18:44:06 編集
» なるほど!!
72時間がこんなところで繋がるとは…。

私の読書は数年前からノルマになっているなあと痛感。
来年はとにかく読みたいときに読むをモットーにしていきましょうかね。

どうぞ良いお年を!
ふっとわーく 2008/12/31(Wed)21:29:28 編集
» よいお年を
ふっとわーくさん
コメントありがとうございます。

僕の講座の感想もありがとうございました。過分なお言葉,励みになりました。
どうぞよいお年を。
キッキョン 2008/12/31(Wed)21:50:23 編集
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